ビジネスメールの冒頭の挨拶として定番の「お世話になっております」ですが、毎回使うのはNGなのか一般的な社会人が自身の仕事上での経験を踏まえて考えを書きます。
お世話になっておりますを毎回使うのはNGではない
大前提、ビジネスメールとして失礼にあたったりNGであるということはまずないと思います。実体験として少なくとも自分が関わるビジネスマンは社内外でもお世話になっておりますを毎回使ってる人多いですし、おそらくですがメールのテンプレートとして自分の署名と冒頭の挨拶分を設定してる人も多いと思います。(業界や会社によっては変えましょうという教えもあるのかもしれませんが、、)
したがって、あくまでも自分の経験ではありますがお世話になっておりますを毎回使っても全く問題はないと思います。
他の挨拶文も活用するとスマート
NGではないと書きましたが、自分は実際の業務でメールを書く時に相手方のメールの雰囲気に合わせて使い分けますが、2回目以降は「お世話になっております」を記載しないことが多いです。
理由は、下記の2点です。
- そもそも文章が長くなるから短縮したい
- お礼やお詫びを冒頭にもってきたい時がある
1に関してはシンプルで、多忙な社会人はいちいちメール本文に「あ、こいつお世話になっております入れてないな、失礼だな」とか考えたりはしないと自分は考えています。仕事の対応や依頼、質問内容を見ていれば失礼かそうでないかは判断できるので、余計な文章になるお世話になっておりますを毎回入れるよりかは要件をさっさと見てもらうほうが良いと考えて省くことが多々あります。
2に関しては、例えばこちらが依頼したりお願いしたことを迅速にご対応頂けた際に「早速のご対応ありがとうございます」だったり「お忙しい中お手数おかけし申し訳ございません」など、文中にいずれ使うであろうお礼やお詫びを冒頭にもってくることで、より目立ちますし1と関連しますが本文でそのあたりの挨拶を使わなくて済むようになります。
メール以外の連絡ツールも増えている
そもそも最近ではメールだけではなくビジネスで使う連絡ツールがSkypeやチャットワーク、Facebookのメッセンジャー、LINE等、多岐に渡っておりますので、メール上でのマナーはあっても他のツールだとある程度緩和される傾向にありますので、ショートメッセージのツール上ではいちいち「お世話になっております。」等の文章は入れないのが一般的かなと思います。入れてももちろん変ではないですが、ないほうがポンポンやり取りが進むのでツールとしての本来の使用イメージに近いですよね。
受け取り側の気持ちになって考えることが大切!
結論、ビジネスメールの定型文に限らずですが受け取り側の気持ちになって考えてみれば毎回使う人がいようがいまいがあまり気にしなそうだなと思えるはずです。
毎回使ってもいいですし、自分のように多少あいさつ文をいくつか変えて使っても全く問題ないと思います。もちろんその会社や業界での文化もあると思うので、環境に応じてルールを決めていけばよいと思いますが、お世話になっておりますを入れるか入れないかで仕事の出来不出来は決まらないというのが持論です。
個人的には、テンプレに設定してないのであればいちいち入れなくてもよいのではと思っていますので参考にして頂ければ幸いです。