ビジネスメールの締めの言葉としてよく使われる「よろしくお願いします」ですが、実際に目にしていて不要ではないかと思われることも多いようです。実際に自分が仕事を10年近くしてきていて、感じたことをまとめてみますので参考にしてみてください。
意味のないよろしくお願いしますは不要
まず、ビジネスメールの内容が結びの言葉の前に完結している場合、「よろしくお願いします」は本当にただの結びの言葉になりますので、不要だと思います。これは一部上場企業に新卒で入り、転職も1度ですが経験した自分の実体験としての意見です。
なぜなら、日々ビジネスマンは時間がなくできるだけ要点をまとめて理解したり仕事をしたいので不要なものは極力省いたほうがいいからです。
したがって、意味をなさない飾りとしての「よろしくお願いします」は不要でいいかと。
ビジネスメールでよろしくお願いしますを使ってない相手には不要
また社内外問わず、相手が「よろしくお願いします」を使っていなかった場合、かなりの確率でこちらも使用しなくていいと思います。
実際にそれぞれの会社で文化や慣習があるかと思いますので、飾りだけの「よろしくお願いします」が不要とは言っても、自分だけ外すのは気が引けるという方も多いと思います。
そこで、相手が使っていない場合は使わないという判断基準にすれば受け取る相手がそもそも「よろしくお願いします」を不要と考えている可能性が高いので、大筋で間違えないかなと思います。
そもそもつけなくて注意されたことがない
あくまでも自分の体験談をもとにした話にはなってしまいますが、そもそも「よろしくお願いします」をつけなくて、注意された記憶がないです笑
「あ、このメール末尾の挨拶書いてないね。気をつけてね」とか「取引先の相手に対して丁寧じゃないね」とか、言われたことないです。そもそもそういった注意してる会社や先輩、上司がいたらナンセンスだと思います。それよりももっと本質的なビジネスメールの内容がわかりやすくまとまっていたりだとか、相手に対して失礼な書き方をしてないかとか、そういうところを見るべきなので、「よろしくお願いします」がなくて怒るという人は少ないのではないでしょうか。
メールの内容に沿った末締めをする
そうはいっても、締めの言葉である「よろしくお願いします」がないとビジネスメールの文章がしまらない!という声もあると思います。
そこでおすすめな方法は、メールのないように沿った言葉を選んで記載することです。
例えば、何かしら確認や判断が必要なメールを送っている場合は「ご確認よろしくお願いします」と記載したり、お詫びのメールであれば「重ねてお詫び申し上げます」、返信を必要とする内容であれば「ご連絡いただけますと幸いです。」などがいいかなと思います。