井上尚弥のスーパーフェザー級での相手やライバル候補は?

2023年8月15日にLeminoプレミアムで公開されたフルトン戦後の完全ドキュメンタリーのインタビューの最後で、キャリアの最終章としてスーパーフェザー級に挑戦することもあり得なくはないと本人がコメントしたことにより話題になりました。

そこで、スーパーフェザー級で井上尚弥の相手やライバル候補となりえるのはいるのかまとめてみました。

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現フェザーからスーパーフェザーのライバル候補

ナバレッテ

2023年8月現在、WBO世界スーパーフェザー級王者のナバレッテ。出身はメキシコで、スーパーバンタム、フェザー、スーパーフェザーの3階級制覇をしている。

PFPの格付けで有名なリング誌の編集長もナバレッテと井上の対決に注目しており38勝1敗と戦績もかなりすごい。直近では元世界2階級王者のオスカル・バルデスを完封して防衛を飾っている。(バルデスはこのナバレッテと2022年4月にシャクール・スティーブンソンに敗北の2敗のみ。)

ナバレッテ自身もスーパーバンタム時代に井上との対戦について触れており、「井上は小さすぎるし、自分が負けるイメージがない」というようなコメントを残している。

実際、ナバレッテは上質なファイターなのかというとSSBLさん曰く微妙とのことで、ナバレッテは身体は大きいので試合自体は接戦になる可能性はなくはないですが、ボクシングIQは高くないので、ナバレッテを倒しても本質的にあんまり井上尚弥の評価がさらに上がることは考えにくそうです。

引用:下記動画の2人目のとこでナバレッテのパート

ブラントン・フィゲロア

2023年8月現在、WBC世界暫定王者のフィゲロア。直近で井上が対戦したフルトンとスーパーバンタム時代にWBOとWBCの統一戦をやって判定で敗れた選手です。

今フェザーなので、フェザーで対戦する可能性も十分ありえますが、フィゲロアはフルトンよりも身体が大きいので井上が階級アップする頃にはまた階級アップして試合の実現自体はスーパーフェザーの時のほうがタイミングが合う可能性はあります。

レオ・サンタクルス

メキシコの有名なボクサーで、バンタム、スーパーバンタム、フェザー、スーパーフェザー級で世界4階級制覇王者。おそらく体格的にも知名度的にも、一番メリットがありそうな相手。

4階級制覇王者というのも勿論すごいが、ドネアがフェザー時代に判定で完敗しているイギリスのカール・フランプトンに1勝1敗。スタイルはかなり好戦的。最近何かと話題になっているジャーボンテイ・デービスにはKOで敗れている。

サンタクルスはフェザーとスーパーフェザーをいったりきたりしているので、フェザーでも対戦する可能性はありますが、年齢がもう36歳なので時期を考えると実現しないかもと思っています。

ライト級よりのライバル候補

キャッチウェイトや相手が階級を落としてくる必要があるのと、ただでさえ階級アップできついのによりデカいかつスキルが高い相手とやらなければならないので、かなり現実味は薄いと思いますがライト級でのライバル候補をピックアップします。

ワシル・ロマチェンコ

世界3階級制覇王者、オリンピック金メダリストであり、長らくPFPで上位にいたロマチェンコ。ロマチェンコ自体の評価を正当に出していくならもっと別の説明がありそうですが、僕のように井上周辺の知識から入ってる人向けでいくと、

全盛期のドネアをスクールして圧勝したリゴンドーや、全盛期のドネアをフェザーでKO勝利したニコラス・ウォータースを、それぞれ試合途中で棄権させています。(もう勝ち目がないと思って陣営や本人が試合続行不可能と申告する)

派手なKO勝利よりもこの棄権で勝つというのがボクシング界的にはより実力差を証明しているという評価になりえるそうで、体格差なども勿論あったかもですがロマチェンコの高いボクシングスキルが伺えます。

ロマチェンコのナチュラルウェイトはスーパーフェザーだと言われていますが、ここ数年ライトを主戦場としており以前よりも身体は大きく見えるのでもうスーパーフェザーへの落とすのはもしかしたらしんどいのかもしれません。

それにナチュラルなロマチェンコと、ナチュラルウェイトから2-3階級あげた井上で、両者ハイレベルなボクシングスキルをもっていますが、そもそも体格差で決定的なアドバンテージが生まれてしまうので、試合実現したとしてもあんまり両者にとって良い試合とはならなそうです。

TOPRANKのボブアラムは試合を組みたがってるようですが。

引用:これもSSBLさんのが一番参考になる

シャクール・スティーブンソン

ネクスト・メイウェザーと評価が高いシャクール。派手なKOは少ないものの、高いボクシングIQ、スピードがあります。ただ、今ライト級にいて、スーパーフェザーの最後の試合では体重超過してたりするので、もう体格的にスーパーフェザーじゃないんだろうなという感じです。

したがって、キャッチウェイトでやっても今時点でもスーパーフェザーよりも大きい身体なのに井上がさらに上げていく年月を考えたら、その時シャクールはスーパーフェザー落とせないだろうしなんならスーパーライトにあげてる可能性もあるから実現しないだろうな、、と思っています。

しかもシャクール相手に身体の大きいハンデを背負うのはもう全然フェアじゃくなってくるので、同体格なら非常に見たいカードでしたが、やはり現実的ではないんだろうなと思っています。

ジャーボンテイ・デービス(タンク)

大橋会長が、ぶっちゃけチャンネルで「キャッチウェイト&ペイパービューでデービスとやったら盛り上がるんじゃないか」といきなりやばい情報をぶっこんできたことで、井上VSデービスの話題が増えました。29勝0敗27KOという脅威のKO率を誇ります。愛称はTank。

元々、メイウェザーの弟子でプロモーションもお世話になってたようですが途中から独立したようです。身長は166cm、リーチ171cmとなんならフルトンより全然体格近いじゃん!というデータなのですが、デービスは普段の体重が80-90kgくらいあるという噂もあり身長やリーチ以外の筋肉や骨格がかなりデカそうで、普段の体重が64kgくらいの井上との試合が現実的かというと、、かなりあり得ないかなと素人的にも思ってしまいます。

ただ、大橋会長がコメントしたことでかなり日本でも盛り上がっていますね。一方で、TOPRANKのボブアラムは「あり得ない」とコメントしてるので、このあたりは井上に関係している人たちの中でも意見は分かれてそうです。

実現したらめちゃくちゃ盛り上がりそうですが、前述のようにやはり二人の体重差があまりにも現実的ではないので、たぶんないだろうなと思っています。

井上尚弥がスーパーフェザー級に言及したのは今回が初

これまで井上尚弥は自身のキャリアは上げてもフェザー級までとインタビューやテレビ、本でも話をしていたので、スーパーフェザー級への挑戦というのはかなりびっくりしました。

特にスーパーバンタム級への転級が決まった際には、「スーパーバンタムが最終章」と言っていたり、自署「勝ちスイッチ」では何階級制覇にはそこまで興味がないと書いてあったりしたので、スーパーフェザー級への挑戦&6階級制覇を目指す可能性というのは、世界的にもボクシングファンを騒がせたのではないでしょうか。

井上尚弥のスーパーフェザー級のライバル候補まとめ

フェザーは別枠で書ければと思いましたので、結構絞った候補となりましたが、結論スーパーフェザーまで上げられたとしてもあんまり好敵手はいない(体格差があるから苦戦はあり得るが評価が上がらない)のが悩ましいところです。

かといって階級をならべてみても素晴らしい層の厚さがあるライト級の名選手たちが下げたりキャッチウェイトでやれそうかというと、やはり体格差が現実的ではない領域になってきますし井上がスーパーフェザーまであげるにしても年月もかかるはずなので、実現しないだろうなという感想です。

結論、悩ましい。。笑

とはいえ、6階級制覇は世界で見てもパッキャオ、デラホーヤしかいないので記録的に挑戦する意義はありですし、日本人で同じ記録出せる人が今後でるとは思えないので(というかまだ5階級制覇が日本ではない)、ご本人がやる気なら是非みてみたいなと個人的には思っています。

あるいは若手でフェザー~スーパーフェザーで超新星がでてきて対決もみてみたいですね!

以上、参考にしてもらったら幸いです。