リフティングを極めた先へ!フリースタイルフットボールとは

フリースタイルフットボールとはサッカーのリフティングの技術を中心に、パフォーマンスや競技として広がっている新しいカルチャーです。歴史がまだ浅く、競技としての側面もエンターテイメントとしての側面、そしてただの遊びとしての側面を持つため定義が難しいなと思っていましたがコトバンクに載っていましたのでこちらもご紹介します。

リフティングやドリブルなどの技術を織り交ぜてサッカーボールを操る。頭や肩など上半身でボールを操る「アッパー」、座りながらのリフティング「シッティング」、ドリブルを応用した「グラウンドムーブ」などの技がある。大道芸やショーとして欧州各地で発展し、競技会も開かれるようになった。

歴史

大道芸やエンターテイメントショーとして欧米中心にそれらしきものはあったようです。オランダのアムステルダムにて10−20年間ほどストリートパフォーマンスをしてるとされる「abdullah」 が一例。


日本では2004年にナイキ発信で雑誌が発売され、その際に初めて「フリースタイルフットボール」と命名され、Youtubeを通して全国各地のプレーヤー同士がネット上で交流を始めるようになり急速に発展。2008年には飲料メーカーであるRedBullが主催となって国内としてはそれまででは最大規模の「レッドブルストリートスタイル」が開催。見事初代日本チャンピオンとなった横田陽介は続くレッドブルストリートスタイル・ワールドファイナルでも決勝まで駒を進め惜しくもフランスのSeanに敗れるものの世界大会準優勝という日本のフリースタイルフットボールのレベルの高さを示しました。

翌年にもレッドブルストリートスタイルは開催され、地域予選からスタートし横浜赤レンガ倉庫前にて行われた決勝トーナメントでは前年のチャンピオンであった横田陽介を破り、当時17歳で出場した徳田耕太郎が優勝。翌年に行われた世界大会では予選敗退という結果に終わったものの、2012年では再度日本チャンピオンに輝き、イタリア・レッチェで行われた世界大会では日本人として初めて世界大会で優勝。この時にもYahoo!ニュースで取り上げられたりとメディア露出も急激に増えましたが、さらに翌年の2013年に日清カップヌードルのWEB限定CMでバズります。

その後はレッドブル主催の大会頻度は減ってはいるものの、2015年プラハで行われた世界大会ではALEG-Reが2人組のコンテスト部門で優勝、同年のアジア大会と翌年のロンドンで行われたレッドブルストリートスタイル世界大会ではKo-sukeが準優勝と引き続き日本人選手の活躍が目立っているようです。

サッカーの技術として

通常のサッカーで求められる技術とフリースタイルフットボールで磨かれる技術は繋がりはあるものの、どちらかが上手ければ両方とも上手い、というわけではないようです。
(実際、フリースタイルフットボールで優勝した徳田耕太郎もテレビのインタビューで「サッカーは下手です」と公言していました。)
ただ、ロナウジーニョやネイマールといったサッカー選手は幼少期から遊びで学んでいるためある程度できてしまうようです。昔であればマラドーナがアップ中に観客を沸かせたりとしていたこともあり、ボールをコントロールするという根本的なサッカー技術は磨かれると思われます。あとは遊び心ですね。。

競技として

前述のレッドブルストリートスタイルで採用されているルールが一般的。1対1で時間は3分間、30秒ずつ交互にパフォーマンスを行い、3人以上のジャッジが難易度、完成度、エンターテイメントなどの複数項目で点数をつけて勝者を判断します。フィギアスケートやスノーボードのハーフパイプ等の採点に近いイメージですが、細かい得点表やルールづけはなくその年や会場の雰囲気によっても勝敗はずれるため競技としての確立はまだまだ浅い状況のようです。

パフォーマンスとして

ストリートパフォーマンスやサッカーの試合前に行われるアトラクション、クラブでのパフォーマンス、地域イベントなど出演機会は多岐にわたっているようです。競技としての確立がされていない一方で、特にサッカー関係者にはウケが良いパフォーマンスとなるためこちらを仕事としてやっているケースが実態のようです。

フリースタイルフットボールに必要な道具

基本的にはサッカーボールが1つあればどこでもやれます。シューズはこれまでフリースタイルフットボール専用のものがなかったためフットサルシューズやスニーカーを各々のプレーヤーが厳選して使っていることが多いようです。練習するのに場所は公園や空き地であれば十分ですので、サッカー経験者の方は試しにやってみてはいかがでしょうか。

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